な行

索引
数字・英語 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら~わ行
    

ナショナル・トラスト
読み仮名 ナショナル・トラスト / National Trust
意味

 貴重な動植物の生息地等を、寄付金等をもとに住民自らの手で買い取って保全していこうとする自然保護活動のこと、またその運動を進める民間組織をいいます。イギリスがこの活動の発祥の地とされ、現在では世界各国に広がっています。日本においても北海道斜里町の知床100平方メートル運動や和歌山県田辺市の天神崎保全市民運動がよく知られています。近年は、トトロのふるさと財団による活動等、大都市周辺の里山・里地を対象とした運動が展開されています。(出典:EICネット:環境用語集)

ナトリウム硫黄電池
読み仮名 ナトリウムいおうでんち
意味

 ナトトリウムイオンだけを通す特殊なセラミックスを用い、電気を蓄えることを可能にした電力貯蔵システム。充電式で繰り返し使うことができ、自動車のバッテリー等で使用される鉛蓄電池と比べ、約3倍の電力を貯蔵することが可能。放充電に伴う劣化が少ないため、耐用年数は15年に上る。(出典:朝日新聞掲載「キーワード」2006-09-02 朝日新聞 朝刊 2経済)

生ゴミ処理機
読み仮名 なまゴミしょりき
意味

 家庭から排出される生ごみ等の有機物を処理する家電製品のこと。主な種類として、バイオ式生ゴミ処理機と乾燥式生ごみ処理機があります。 生ゴミ処理機を購入する人に対して、自治体によっては、補助制度が設けられています。 1)バイオ式生ゴミ処理機 微生物、特に好気性微生物によって生ごみ等の有機物を酸化分解し、最終的には二酸化炭素と水までに分解し、これによって、生ごみの減量化や汚物感、汚臭の解消を行う。 2)乾燥式生ゴミ処理機 ヒーター等の熱源や温風で、生ごみの水分を蒸発させて乾燥、攪拌、破砕して減量、衛生化を行う。

難燃性プラスチック
読み仮名 なんねんせいプラスチック
意味

 プラスチック材料に塩素、臭素等のハロゲン元素を添加し燃えにくくしたものです。難燃剤を添加しなくても、難燃性を有する塩ビ(ポリ塩化ビニル)やラップの原料となる塩化ビニリデン等も含まれます。これらの樹脂は低温燃焼でダイオキシン類を発生する懸念があり、火災時に有毒なガスを発生させることがあります。リンを添加したものは、廃棄段階で土壌汚染の問題が課題となります。こうしたことから、脱ハロゲン化で塩素や臭素を使わないPC(ポリカーボネート)/ABS樹脂等が開発され、次世代の難燃性プラスチックが近く登場しそうです。PCにシリコンを添加したものは、すでに実用化されています。

二酸化炭素(CO2)
読み仮名 にさんかたんそ
意味

 動物の呼吸や、石油、石炭等の炭素化合物が燃焼によって発生する気体です。炭酸ガスともいいます。大気の一成分であり、それ自体は有害ではありませんが、地上から放出される熱を吸収する温室効果があり、その濃度が高まると地球温暖化を招きます。産業革命以前には大気中の二酸化炭素は280ppm程度でしたが、2008年には38%増の385ppmとなり、2030年代には産業革命以前の2倍に達すると見られています。二酸化炭素の排出抑制は地球規模の課題です。

二酸化炭素固定
読み仮名 にさんかたんそこてい
意味

 地球温暖化対策として二酸化炭素の排出抑制が求められています。二酸化炭素の固定化が有効な手段の一つであり、固定化に関する技術開発が緊急の課題となってきています。二酸化炭素の固定には、まず二酸化炭素を排ガスの中から分離・吸収し、深海や地中等に貯蔵する方法がありますが、地震や火山噴火における地殻変動の際の安全性に問題があります。その他に植物の光合成を利用したバイオマスを用いる方法や、化学的に二酸化炭素を回収して再資源化する方法等が考えられています。

二次電池リサイクル
読み仮名 にじでんちリサイクル
意味

 二次電池とは充電して何度も使える電池であり、家電、事務機器、通信機器等に使われています。二次電池には自動車等に使われる大型の蓄電池と小型充電式電池があります。代表的な小型二次電池には、ニッカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池があります。これらをリサイクルすることにより稀少な金属、ニッケル・カドミウム・コバルト等が再資源化されます。使用済の充電式電池(二次電池)は資源有効利用促進法に基づき指定再資源化製品としてメーカーの自主回収・リサイクルが義務づけられています。また同法によるリサイクル促進規定は、以下の通りです。1)指定再利用促進製品(リサイクル配慮設計)2)指定表示製品(分別回収表示)3)指定再資源化製品(事業者の回収・リサイクル)  家庭用機器に使用されていた使用済の小型二次電池は、電器店やスーパーマーケットの店頭に回収ボックスが置かれており、そこに投入することによりメーカーが回収します。産業用の電池は排出者がリサイクル費用を負担していますが、一般消費者が排出した小型二次電池はメーカーがリサイクル費用を負担しています。

二者契約
読み仮名 にしゃけいやく
意味

 産業廃棄物の処理に関しては、「廃棄物処理法」を中心とした法令に基づいた取り扱いが必要ですが、排出事業者が、産業廃棄物の処理を処理業者に委託する際は、法令に定める内容を網羅した委託契約を締結する必要があります。法令は、幾度も改正されており、不法投棄、未処理廃棄物を抱えた業者の倒産等、不適切な処理が問題となる度に内容が増えてきています。  現在は、排出事業者と収集運搬業者、排出事業者と処分業者のそれぞれが委託契約を締結することになっており、これを二者契約といいます。  具体的には、処分契約の場合、委託しようとする産業廃棄物の種類、量、委託金額、処分業者の許可の範囲、委託する廃棄物の性状、最終処分の方法・場所、取り扱い上の注意等適正処理に必要な情報の取り扱い、処理完了時の報告方法、委託契約解除時の未処理廃棄物の取り扱いに関する事項等があります。

熱帯林行動計画TFAP
読み仮名 ねったいりんこうどうけいかくTFAP
意味

 1985年の第23回FAO総会において採択された各国が行う熱帯林の保全、造成、適正な利用のための行動計画づくりへの支援事業。①土地利用と林業、②林産業の開発、③燃料とエネルギー、④熱帯林生態系の保全等についての国際的行動指針を示したもので、熱帯林地域の各国で国別の計画が策定されている。(出典:「改訂2版 環境社会献呈試験eco検定公式テキスト」、東京商工会議所、2010)

熱帯林の減少
読み仮名 ねったいりんのげんしょう
意味

 熱帯林の減少による二酸化炭素吸収量の低下にともなう地球温暖化、多種多様な生物の保護といった観点等から、地球環境問題の一つにとらえられている現象です。世界の先進地域の森林は温帯林、途上地域の森林は主として熱帯林から成っています。世界的な森林減少が続くなかで、特に東南アジア、アフリカ、アマゾン流域の熱帯林の減少が顕著です。減少の原因は、木材資源としての伐採や焼畑耕作による伐採、放牧地や農地への転用等が挙げられています。(出典:EICネット:環境用語集)

燃料電池
読み仮名 ねんりょうでんち
意味

 天然ガス等から生成した水素と空気中の酸素との化学反応により発電するシステムです。主な種類として、リン酸型、溶融炭酸塩型、固体電解質型、固体高分子型等があります。発電効率が比較的高く、排熱を温水や蒸気として利用でき、排気ガス中のNOxや騒音・振動の発生も極めて少ない特徴を持っています。 固体高分子型は次世代の自動車用としても注目されています。

燃料電池自動車
読み仮名 ねんりょうでんちじどうしゃ / Fuel Cell Electric Vehicle
意味

 燃料電池で発電した電気で走行する自動車です。通常の電気自動車と違い、自分で発電するので充電が必要ありません。燃料電池だけでも走行できますが、補助電源を搭載したハイブリッド式も開発されています。ハイブリッド式では制動エネルギーを回収し、補助電源に充電して再びその電気を使用することで効率を高めることができます。ただし仕組みが複雑になるため、車両の価格が高くなります。充電は必要ありませんが、燃料として水素の補給が必要です。水素を直接補給する方式と水素以外のメタノールやガソリンを改質する方式等が考えられています。前者は水素の貯蔵や水素スタンドの整備等に課題があります。後者は燃料から水素を取り出すための改質器の搭載が必要で、通常、改質には時間がかかるので始動性を高めるための補助電源の搭載も必要となります。

>>このページのトップへ