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ライフサイクルアセスメント(LCA)
読み仮名 ライフサイクルアセスメント / Life Cycle Assessment
意味

 その製品が作られ、使用され、廃棄されるまでの間に、トータルで環境に与える影響・負荷を、総合的に評価する手法のことです。  これまで行われていた環境負荷分析では、製品の使用時や廃棄時に排出される有害物質の量や処理、リサイクルの容易性等、ある時点に限定した環境負荷を評価していました。  これに対しLCAでは、その製品の一生をトータルに考えて、環境負荷に配慮したものとする考え方です。LCAは近年世界的に注目を集め各地で研究が進められています。また、国際標準化機構(ISO)においても、ISO14040番台として、国際標準化の作業がほぼ終了し、更にJIS(日本工業規格)化も進められ、約半数が規格になっています。

ライフサイクルマネジメント(LCM)
読み仮名 ライフサイクルマネジメント / Life Cycle Management
意味

 製品・サービス等の環境負荷を最小限に抑えるためにそのライフサイクルを通して管理し、従来の環境管理システムやLCA等の環境活動を統合した意志決定手法です。環境情報にコストや技術的要件を加え、あらゆる側面から製品・サービスの企画・設計・製造を管理する手法ともいえます。  LCA(ライフサイクルアセスメント)では現存する製品・サービス等について評価し、環境情報を比較的客観的かつ定量的に表すのが目的であるのに対し、LCMは製品開発におけるマネジメントが目的になっています。企業経営において、LCMはLCA等の分析ツールの上位統合概念と見なすことができます。

ラムサール条約
読み仮名 ラムサールじょうやく
意味

1971年に締結された条約で、湿地及び湿地特有の動植物の保護が目的です。湿地保護区設定や水鳥の保全等について、我が国では釧路湿原が重要湿地として登録されている等、各国が対象となる湿地を指定登録して活動することが盛り込まれています。2009年4月時点では、締約国159カ国、登録湿地数1,838カ所、条約湿地の総面積は1億7336万haとなっています。(出典:日経エコロジー・環境経営辞典)

リスク・アセスメント
読み仮名 リスク・アセスメント
意味

 ある地域に住む人々が、その地域で環境中に放出される様々な化学物質にさらされることによって、起こるかもしれない健康影響の種類とその可能性を数量的に予測することです。複数の化学物質による汚染が、人の健康に与える危険性を客観的な数値として算定できるという点で優れたものですが、正確な予測を行うためには多数の化学物質すべてについて、毒性・環境への放出量・環境中での移動・人への摂取経路がわかっていなければなりません。

リスクコミュニケーション
読み仮名 リスクコミュニケーション
意味

リスクコミュニケーションとは、社会を取り巻くリスクに関する正確な情報を、行政、専門家、企業、市民等のステークホルダーである関係主体間で共有し、相互に意思疎通を図り、合意形成を得ることをいいます。

リスク・マネジメント
読み仮名 リスク・マネジメント
意味

 ある地域において、環境中に放出される化学物質による健康被害や危険性を防ぐために、環境汚染物質の放出削減方法等において最適な対策手段を施すための手段をいい、社会的・経済的な影響についても考慮して検討されます。

リターナブルコンテナ
読み仮名 リターナブルコンテナ
意味

→通い箱(かよいばこ) 容器包装リサイクル法への対応と、資源・環境問題 ゴミ処理問題を意識した包装容器として注目されている事業者間の梱包資材軽減のための輸送手段の一つです。 流通の合理化・省力化、店舗陳列作業の効率化、資材のトータルコスト低減等を目的として、量販店では、衣料、食料品、飲料水、日用品の包装容器を中心に、また引っ越し用包装容器、パソコン等OA機器の梱包等、様々な分野で導入されています。

リターナブル容器
読み仮名 リターナブルようき
意味

 繰り返し使用できる容器。資源保護につながり環境にやさしい容器といわれています。日本酒・酢の1升瓶、ビール瓶等が代表的なリターナブルボトルとして流通していますが、昨今では缶、ペットボトル、紙容器等のワンウエイ容器が多くなり流通量は減少しています。ペットボトルについては、リターナブルボトルとして一部の国で流通していますが、日本では安全性、流通上の問題からワンウエイ使用となっています。

冷熱発電
読み仮名 れいねつはつでん
意味

 マイナス163℃のLNGと海水との温度差を利用した発電のことです。液化しているプロパン等の中間熱媒体を海水で温めると、中間媒体は気化して300倍程度に膨張します。この膨張の力でタービンを回して発電をします。膨張した中間熱媒体はLNGで冷やされ再び液化します。中間熱媒体を液化するときにLNGが受け取った熱はLNG自身の気化に使われ、気化したLNGは都市ガスとして供給されます。タービンを回すのに燃料を使用しませんので、二酸化炭素が発生しない発電方法です。

レッドデータブック
読み仮名 レッドデータブック
意味

 野生生物を危機的状況に応じてランク付けしたもので、1966年に国際自然保護連合により初めて編纂され、その時の表紙が赤であったことから「レッドデータブック」と呼ばれるようになりました。日本では、1989年に世界自然保護基金日本委員会と日本自然保護協会が「我が国における保護上重要な植物種の現状」(植物編)、1991年に環境庁が「日本の絶滅のおそれのある野生生物」(動物編)を発行しました。その後環境省はそれぞれの内容見直し作業を行い、2007年には全10種の見直しを終え、絶滅危惧種は従来の2694種から3155種に増えています。その内訳は、哺乳類48種、鳥類92種、爬虫類31種、両生類21種等となっています。(出典:日経エコロジー・環境経営辞典)

六価クロム
読み仮名 ろっかクロム
意味

 「水質汚濁防止法」等で規制されている発ガン性物質です。クロムは、環境中にクロム化合物の主な形態として酸化数が3及び6のものがあり、この酸化数に従ってそれぞれ三価クロム化合物、六価クロム化合物と呼ばれています。生物に対する毒性は六価クロムがはるかに高く、また土壌中での移動性も六価クロム化合物が大きいといわれています。高濃度排水としてメッキ工場排水、皮なめし工場排水に、また中~低濃度排水としては生コン工場、コンクリート二次製品工場、更には、ダム工事現場やトンネル工事現場等セメントを使用する現場から出る排水等比較的身近なところにも含まれており、また特殊な例では工場跡地等に高濃度で含まれていたり、そこから地下水に浸入していたりする場合もあります。1973年3月、東京の地下鉄工事中に化学工場の跡地から六価クロム化合物を含む鉱さいが発見され、六価クロムによる土壌汚染問題が大きな社会問題となりました。六価クロムによる公害を防止するため、水質汚濁及び土壌汚染に係る環境基準等が設定されるとともに、「水質汚濁防止法」等に基づき対策が進められています

ワシントン条約
読み仮名 ワシントンじょうやく
意味

正式名称は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」といい、国際取引の規制により稀少な野生生物の保護を目指すもので、1973年にワシントンの会議で採択されました。対象は生物だけでなく、はく製、毛皮、牙等も含まれます。日本は1980年に加盟、2009年4月時点で、締約国は175カ国・地域になっています。この条約を受け、日本国内では「絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律(種の保存法)」により規制されています。(出典:日経エコロジー・環境経営辞典)

ワンウエイ容器
読み仮名 ワンウエイようき
意味

 通常1回のみ使用する容器のことです。ほとんどの容器がワンウエイ使用され、缶・ガラス・ペットボトル・紙容器等が主に流通しています。資源の有効活用・廃棄物削減を目的にリサイクル処理が推進されています。

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