や行

索引
数字・英語 あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら~わ行
  

焼畑農業
読み仮名 やきはたのうぎょう
意味

 焼畑耕作ともいい、熱帯林が広がる地域で、森林を伐採し、焼いた跡に作物を作り、2~3年で土地がやせてくると新たな場所へ移り、20~30年して森林が十分に回復するとまた同じところを利用するといった方式の原住民による原始的な農耕方法をいいます。それに対して、今、熱帯林減少の原因の一つとして問題になっているのは、都市のスラムや農村から流入している人々が行っている焼畑であり、森林が回復しないうちに、再び焼き払うため二度と森林がよみがえらないことです。

山元リサイクル
読み仮名 やまもとリサイクル
意味

 銅、亜鉛、ニッケル等、金属成分を含有した廃棄物を鉱山や製錬所の設備を用いて、マテリアルリサイクルする方法です。それらの金属は、含有率が数%の鉱石から製錬が行われているので、金属スクラップはもとより、プリント基板やメッキ廃液を処理したスラッジ等も鉱石同様に銅原料、ニッケル原料として、リサイクルすることができます。  製錬所ごとの受入規格に基づき、排出側で分別や乾燥等を行う必要がありますが、希少資源の有効活用の面からも我が国に適したリサイクルといえます。鉱山、製錬所は国内に点在しており、輸送コストの面では難点がありますが、銅、ニッケル等の比較的価値の高い金属やクロム、水銀等の無害化処理に費用のかかる金属を含んだ廃棄物に適しています。

有害重金属
読み仮名 ゆうがいじゅうきんぞく
意味

 比重が4~5以上の金属を重金属といい、鉄や金等もその類ですが、比較的有害なものが多く、特にカドミウム、クロム、水銀、鉛等は生物に有害な重金属として注意されています。

有価物の蓋然性
読み仮名 ゆうかぶつのがいぜんせい
意味

産業廃棄物リサイクルにおける、有価物と廃棄物の判別基準のこと。「廃棄物の該当性」とも言います。 産業廃棄物のリサイクルにおいて、廃棄物処理法上は、リサイクル製品が他人に有償で譲渡されるのであれば製品、処理費もしくはそれに相当する費用の受け渡しがあれば廃棄物との区分けがなされており、リサイクル製品の付加価値によっては費用を支払って利用してもらう事例もあります。廃棄物処理法上はその際、費用を受け取る側に産業廃棄物処理業の許可が必要となります。一方、それらの規制を逃れるため、有価の製品と称して法規制を逃れ不適正に取り扱ったり、放置したりする事例が発生しました。愛知県においても「汚泥」を土壌改良剤・埋め戻し材として山林に不適正に埋める事例が発生しています。 製品と廃棄物の区分けを総合的に判断し不適正処理を防止するために、環境省では「通知」により次の5項目の判断基準を定めました。 1)物の性状(利用に適し環境影響の無いもの等) 2)排出の状況(需要に合った排出等) 3)通常の取り扱い形態(市場の形成の有無) 4)取引価値の有無(経済合理性の有無、他名目の費用支払いの有無) 5)占有者の意思(放置・処分の意思の有無)です。 産業廃棄物リサイクルにおいては、これらの基準と照らし合わせ適正に取り扱われることを確認する必要があります。なお、遠方でのリサイクル等において、売買価格より運送費が上回る場合、「道中産廃」として、輸送中は廃棄物、先方到着時からは有価物となる場合もあります。その際は、法令基準に合わせ許可業者に収集運搬委託を行い、受入企業は廃棄物処理業の許可を必要としませんが、売買契約等を締結することが必要になります。

有機塩素化合物
読み仮名 ゆうきえんそかごうぶつ
意味

 塩素が付加された有機性化合物のことをいい、代表的なものとしてPCBやトリクロロエチレンがあります。主に農薬等に使われており、毒性があり分解されにくいという性質があるため、地下水汚染等環境汚染の原因にもなります。現在は、各種法律等に基づき製造・排出が規制されています。

優良性評価
読み仮名 ゆうりょうせいひょうか
意味

産業廃棄物処理業の優良性評価制度は、環境省が省令に基づいて創設し、2005年(平成17年)4月1日から施行している制度です。産業廃棄物処理業者からの申請に基づき、都道府県が遵法性・情報公開性・環境保全の取り組みの観点から設定した評価基準に適合することを確認するものです。 遵法性:5年以上の業の実績があり、過去6年に不利益処分を受けていないこと 情報公開性:処理工程・処理実績・処理料金等をネットで公開し、決められた頻度で最新の情報に更新していること 環境保全の取り組み:ISO14001、エコアクション21またはこれと相互認証された環境マネジメントシステムの取得 ワンランク上の優良企業を目指す処理業者の自主的取り組みを後押しすると同時に排出事業者が処理委託先を選ぶ際の判断基準となります。

容器包装リサイクル法
読み仮名 ようきほうそうリサイクルほう
意味

容器包装に係る分別収集及び再資源化の促進等に関する法律 1995年(平成7年)6月公布・2000年(平成12年)4月全面施行  一般廃棄物の容積比の6割を占める容器包装のリサイクル促進を図るために制定された法律です。1997年(平成9年)4月に施行、2000年(平成12年)4月から対象事業者、対象容器包装を拡大し全面施行されました。  消費者、市町村の分別排出・収集、容器の利用・製造事業者、包装利用事業者の再商品化義務、再商品化のルール等に関して定めています。また、2008年には、リサイクルの効率化や社会的コストの低減を図る目的で、新たに「市町村への拠出金制度」が導入されました。これは、実際に要したリサイクル費用が想定額を下回った場合、その下回った額の1/2を市町村による貢献として「再商品化合理化拠出金」(拠出金)を市町村に支払う仕組みです。

四大公害病
読み仮名 よんだいこうがいびょう
意味

 我が国の戦後経済復興の過程において、重化学工業化路線を推し進めた経済成長政策の結果、全国各地で深刻な産業公害による地域住民の健康被害が発生しました。その代表的なものとして、 1)水俣病、2)新潟水俣病、3)イタイイタイ病、4)四日市ぜんそくの4つを四大公害病と呼んでいます。 1) 水俣病 1956年頃、熊本県において発見され、株式会社チッソ水俣工場から海に排出されたメチル水銀が魚介類を汚染し、これを多く食べた住民の中に、手足のしびれ、運動失調等の有機水銀中毒の症状を発症する者が出たものです。 2) 新潟水俣病 1965年頃、新潟県において、昭和電工株式会社鹿瀬工場が阿賀野川に排出したメチル水銀に汚染された川魚を多量に食べた住民の中から有機水銀中毒患者が発見されたものです。 3) イタイイタイ病 1960年頃、富山県において、三井金属工業神岡鉱業所から神通川に流出したカドミウムが、飲み水や、農作物を介して住民の体内に蓄積し、これが原因で骨が軟化し、わずかな刺激でも骨折して激しい痛みを訴える者が多発したものです。 4) 四日市ぜんそく 1960年頃、三重県四日市市において、石油コンビナート地区の化学工場群から排煙として排出された亜硫酸ガスによる大気汚染が原因で地域住民に多発した気管支ぜんそくのことです。  これらは、いずれも被害者が集団訴訟を起こし、勝訴しています。

>>このページのトップへ