自動車廃LLC(エンジン冷却液)の微生物分解処理プラント
トヨキン株式会社 営業部
豊田市鴻ノ巣町3-33
TEL :0565-28-4787
廃LLCの微生物分解処理プラントを開発し、下水道、河川、土壌などへの有機汚濁負荷の低減に向けて、早期の事業化が大いに期待されることが評価されました。
(株)豊田中央研究所が保有エチレングリコール含有水の処理方法及び微生物をベースとした自動車の使用済みエンジン冷却水(廃LLC)微生物分解処理プラントを開発しました。
廃LLC処理量300ℓ/日規模の同プラントを自動車解体業トヨキンオートプラザ(株)に設置し、分解・処理を実施した結果、長期間にわたり、廃LLCの主成分である高濃度エチレングリコールをほぼ100%除去することができました。本プラントの処理方式は、廃LLC高分解微生物を固定化した担体流動床方式及び膜分離活性汚泥法を併用した連続型微生物処理です。廃LLC高分解微生物の働きで、高濃度エチレングリコールを分解することを特長としております。