あいち資源循環ナビ 愛知環境賞

2012年 名古屋市長賞株式会社P・C・Gテクニカ

ビル・マンションの老朽排水管更生(再生)事業

連絡先

株式会社P・C・Gテクニカ

名古屋市天白区原1-1204
TEL :052-804-0081 info@pcgtexas.co.jp
 http://www.pcgtexas.co.jp/

受賞のポイント

排水管を既存状態のまま、廃棄物の発生抑制と防錆・耐震補強を兼ね備えた管更生技術を開発し、老朽化したマンションなどに応用することにより、省エネ・省資源に大きく貢献し、その将来性が高く評価された。

概要

排水管更生(パイプライニング)とは老朽管を再生する技術である。排水管は長年使用しているうちに動脈硬化を起こし、腐食により漏水事故を起こしている。排水管更生はパイプライニングとも言い、管内のスケールや錆を高圧水を用いたジェット洗浄やサンド洗浄により取り除いた後、薄くなったパイプを補修し腐食が進行しないようにする事をいう。パイプライニングには給水管と同様に樹脂塗装する方法と、繊維(ライナー)に樹脂を含浸させ、内部への反転工法により成形しパイプの中にパイプを作る方法とがある。塗装法は、配管寿命が5年以上ある比較的配管状態が良好な場合に、本事業の技術(FRPライニング)は穴の開いたパイプまで全ての再生に適し、耐震性に富んでいる。耐用年数も従来のライニングが10年なのに対し40年以上となる。

パイプライニング

先駆性・独創性

本事業は既設配管を再生する新排水管更生法である。樹脂含浸繊維工法である「FRPライニング」は公的に認められ技術審査証明と特許を有している。「FRPライニング」は今まで使っていた排水管の中に、強靭な素材でもう一つのパイプを作る工法である。これまで行われてきた塗布方式の工法では、塗装する事はできても、穴をふさいだり、配管補強したりする事はできなかった。しかし、本事業の技術なら、これまでは取替えるしかなかった穴の開いた排水管でも、排水管更生と耐震補強を同時に行うことができる。

FRPライニング

環境負荷低減効果

既設配管を取替える工法ではなく排水管の中の錆、スケール等を取り除いた後、内部に右図のように繊維(ライナー)に樹脂を含浸させ、FRP管を形成させるため、大量の廃棄物も発生せず、取替え用の配管も不要のため、廃棄物処理や配管製造にかかるエネルギーやCO2発生を大幅に削減することが可能である。なお、排水管更生の審査証明技術にも認定されている。

最強のライニング管