あいち資源循環ナビ 愛知環境賞

2021年 優秀賞中部エコバイオ合同会社

使用済み天ぷら油を原料とした環境に優い、国内初の生分解性チェンソーオイル製造・販売

連絡先

中部エコバイオ合同会社

名古屋市東区豊前町3丁目43番地の6
TEL :052-982-9146
 https://chubuecobio.com

受賞のポイント

使用済み天ぷら油を原料とした生分解性のあるチェンソーオイルを開発し、廃棄物の削減や土壌汚染の防止に寄与したことは、環境負荷の低減と循環型社会の形成に大きく貢献するものと評価された。

概要

鉱物油から生成されるチェンソーオイルの使用は、従来から飛散による土壌への影響が懸念されており、中部エコバイオ合同会社では、2017年度に使用済み天ぷら油を原料とした生分解性チェンソーオイルを開発し、鉱物系から植物由来の製品への転換を働きかけている。

現在、愛知、岐阜、三重の約1,500の飲食店から毎月約30,000Lの使用済み天ぷら油を回収しており、それを原料として生分解性のチェンソーオイルの製造・販売までを一貫して行い、再生資源としての価値を高め、リサイクルに貢献している。

2020年2月には、国が定める「環境物品等の調達の推進に関する基本方針」において、植栽管理の配慮事項に「剪定・伐採等にチェンソーを使用する場合のチェンソーオイルは、生分解性のものが使用されていること」が追記されたことを受け、生分解性チェンソーオイルへの関心が高まっている。

伐採の様子

先駆性・独創性

てんぷら油のリサイクルによる地域社会への貢献

チェーンソーオイルによる土壌汚染

環境負荷低減効果

使用済み天ぷら油を有効利用することで廃棄物削減に貢献するとともに、そこから製造される生分解性チェンソーオイルを使用することで土壌汚染防止にもつながり、二重の効果がある地産地消のビジネスモデルである。

東栄町で毎年開催されるチェンソーアート競技大会では、当社の生分解性チェンソーオイルが使用されており、参加者の環境意識の向上にも寄与している。