サーキュラーエコノミー

2025.03.21 あいちサーキュラエコノミー推進プロジェクトチームがリサイクル製品を地域に寄贈しました

 2025年3月21日(金)、あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム(PT)の参画メンバーである日東工業株式会社(長久手市)が、PTメンバーと連携して製造した再生ポリ袋とリサイクル軍手を、同社の本社がある長久手市に寄贈しました。
  長久手市役所で開催された寄贈式においては、日東工業の黒野社長から長久手市の佐藤市長へリサイクル製品の寄贈を行い、PTを支援する愛知県からは資源循環推進監が立ち会いました。(下写真)
 この取組では、日東工業の工場から出る使用済み軟質プラスチックを、工場内で素材に応じて選別し、原料として利用可能なものを仕分けします。仕分け後の軟質プラスチックは、PT①(プラスチック循環PT)メンバーである三陽化学株式会社(幸田町)で再生原料化した後、愛知プラスチックス工業株式会社(蒲郡市)にて成形され、再生ポリ袋に生まれ変わりました。
 また、デザイン変更のため廃棄予定であった日東工業の社内ユニフォームについても、PT④(繊維・衣類循環PT)メンバーである株式会社サンユニフォーム(名古屋市)、株式会社BPLab(東京都)、高末株式会社(名古屋市)や外部協力企業等との連携により、リサイクル軍手に生まれ変わりました。
 今回寄贈された再生ポリ袋は、長久手市役所から排出される事業系ごみの収集用の袋として活用されるほか、リサイクル軍手と合わせて同市内の清掃活動において参加者向けに配布され、市民に対するサーキュラーエコノミーの周知等に活用される予定です。
PTでは、今後も参画メンバーが協働し、地域とも連携しながら、こうした循環の輪を広げて行くための取組を進めてまいります。